いびき解消 あいうべ体操とは
いびきの原因にはいろいろとありますが、舌根沈下という症状がいびきの原因になっている場合があります。
口を開けて寝ると舌の根元が喉のほうに落ちてしまい、それが気道を塞ぎ気味になることによっていびきを誘発しているというものです。
この場合には口輪筋や舌筋を鍛えることによって舌の落ち込みを少なくすることができるようです。
その口元の筋肉を鍛える体操は「あいうべ体操」と言いまして、勧めている医療機関もあります。
どのような体操がご紹介いたしましょう。
いたって簡単な体操です。
口を大きく開く「あ」、口を横に広く引っ張る「い」、口をすぼめる「う」、口を大きく開け舌を思いっきり出す「べ」、これを各5秒づつ「あいうべ」を1セットを30セットで約3分を目標にして毎日続けます。
体操の結果、舌が正常な位置に戻り、舌根の落ち込みがなくなりますのでいびき解消にも効果があるそうなのです。
この体操は福岡市の「みらいクリニック」院長の今井一彰医師が考案されました。
あいうべ体操をすることで口呼吸から鼻呼吸へと移行することによって、乾いていた口の中に唾液が十分に分泌され口の中の免疫状況がよくなることから、アトピー性皮膚炎や消化器疾患、精神疾患、その他の疾患にも効果があったいう報告がなされています。
また、早い人で三週間、遅い人でも三か月程度で効果が見えるそうなのでそれを目標にしてやってみるのもいいと思います。
口の周りの筋肉を鍛えるのは美容にもよさそうですので毎日の運動にも取り入れてみてもいいと思います。
簡単でテレビを見ながらでもできますしね。
<記事元>
http://qq.kumanichi.com/medical/2011/07/post-1770.php
<あいうべ体操のやり方>
http://mirai-iryou.com/how_to.pdf